韓国のチップ事情を徹底解説【2025年最新】場面別の相場と渡し方マナー

最終更新: 2025-06-01🇰🇷 韓国チップ

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韓国のチップ:結論から言うと「基本不要、渡しても喜ばれる場面あり」

韓国旅行でチップを渡すべきかどうか、結論から言うとチップは基本的に不要です。韓国は日本と同様にチップ文化がない国であり、レストラン、タクシー、ホテルなどほとんどの場面でチップを渡す習慣がありません。サービス料は料金に含まれていると考えられており、チップを渡すと逆に「お釣りを忘れていますよ」と追いかけてこられることすらあります。

ただし、近年は外国人観光客の増加に伴い、高級ホテルのポーターやツアーガイドなど、一部のサービス業ではチップを受け取る習慣が徐々に浸透してきています。チップを渡さなかったからといって嫌な顔をされることはまずありませんが、特別に良いサービスを受けた場合に感謝の気持ちとして渡すのは自然です。

この記事では韓国のチップ事情をシーン別に徹底解説します。韓国ウォンの為替レートは1ウォン ≒ 0.11円(10,000ウォン ≒ 約1,100円、2025年時点)で計算しています。

シーン別チップ早見表

まずは結論としてのチップ相場を一覧でまとめました。詳細は各セクションで解説します。

シーンチップの目安日本円換算必要度
高級レストラン不要(サービス料込み)
一般レストラン・食堂不要
屋台・フードコート不要
マッサージ・エステ(街中)不要〜5,000ウォン約550円
高級スパ・エステ5,000〜10,000ウォン約550〜1,100円★★
ホテル ポーター1,000〜2,000ウォン/個約110〜220円★★
ホテル ベッドメイキング1,000〜2,000ウォン/日約110〜220円
タクシー不要(端数切り上げ程度)
カカオタクシー不要
ツアーガイド(1日)10,000〜20,000ウォン約1,100〜2,200円★★★
ツアーガイド(半日)5,000〜10,000ウォン約550〜1,100円★★★
コンビニ・地下鉄・バス不要

レストラン・屋台でのチップ【完全に不要】

韓国のレストランでは、どのグレードの店でもチップは不要です。これは日本と同じ感覚で、サービス料は料金に含まれていると考えられています。

高級レストラン(明洞・江南・清潭洞エリア)

ソウルの高級韓国料理店や焼肉店では、伝票に「봉사료(サービス料)10%」と記載されていることがあり、この場合は追加チップは一切不要です。サービス料が含まれていなくても、チップを置く習慣はありません。例えば、明洞の高級焼肉店で2人で100,000ウォン(約11,000円)の食事をしても、そのまま支払えばOKです。

一般レストラン・チェーン店

ビビンバやチゲが1人前9,000〜15,000ウォン(約990〜1,650円)程度の一般的な飲食店では、チップはまったく不要です。お釣りもきっちり受け取って問題ありません。

屋台・フードコート・市場

明洞の屋台通り、広蔵市場(クァンジャンシジャン)、南大門市場、東大門のフードコートなど、すべてチップなしでOK。トッポッキが3,000〜5,000ウォン(約330〜550円)、キンパが3,000〜4,000ウォン(約330〜440円)程度で、表示価格をそのまま支払います。

カフェ

韓国はカフェ文化が非常に盛んで、スターバックス、EDIYA COFFEE、A TWOSOME PLACE、COMPOSE COFFEEなどのチェーン店が至る所にあります。アメリカーノが4,500〜6,000ウォン(約495〜660円)程度ですが、チップは不要です。

ホテルでのチップ【高級ホテルでは渡すとスマート】

韓国のホテルでは基本的にチップは不要ですが、高級ホテルでは渡すと喜ばれるケースがあります。特に外国人向けサービスが充実した5つ星ホテルでは、国際的なマナーとしてチップの習慣が一部定着しています。

サービス内容ビジネスホテル
(〜100,000ウォン/泊)
中級ホテル
(100,000〜300,000ウォン/泊)
高級ホテル
(300,000ウォン〜/泊)
ポーター(荷物運び)不要1,000ウォン/個2,000〜5,000ウォン/個
ベッドメイキング不要不要〜1,000ウォン/日2,000〜5,000ウォン/日
ルームサービス不要不要2,000〜5,000ウォン
コンシェルジュ不要5,000〜10,000ウォン

ポーターはスーツケースを部屋まで運んでくれた際に、荷物1個あたり1,000〜5,000ウォン(約110〜550円)を直接手渡しします。ロッテホテルソウル、新羅ホテル、フォーシーズンズホテルソウル、パークハイアットソウルなどの5つ星ホテルでは2,000〜5,000ウォンが適切です。

ベッドメイキングは枕元やベッドサイドテーブルに1,000〜2,000ウォンの紙幣を置いておきます。ただし、韓国のビジネスホテルやゲストハウスでは置く必要はありません。

コンシェルジュにレストラン予約やチケット手配を依頼した場合、高級ホテルでは5,000〜10,000ウォン(約550〜1,100円)程度を渡すとスマートです。

マッサージ・エステ・チムジルバンでのチップ

韓国はエステやマッサージが人気の旅行目的の一つですが、基本的にチップは不要です。ただし、非常に満足した場合に気持ちとして渡す観光客も増えています。

街中のマッサージ・エステ店(明洞・弘大・カロスキル)

明洞や弘大(ホンデ)にはリーズナブルなマッサージ・エステ店が多く、フットマッサージ60分が30,000〜50,000ウォン(約3,300〜5,500円)程度です。チップは不要ですが、特に良いサービスを受けた場合に5,000ウォン(約550円)程度を施術者に直接手渡しすると喜ばれます。

高級エステ・スパ(江南・清潭洞エリア)

韓国美容の本場である江南(カンナム)・清潭洞(チョンダムドン)エリアの高級スパでは、施術料が100,000〜300,000ウォン(約11,000〜33,000円)と高額です。こうした店では5,000〜10,000ウォン(約550〜1,100円)程度のチップを渡す外国人客もいますが、義務ではありません。

チムジルバン(韓国式サウナ)

ドラゴンヒルスパ(龍山)、スパレックス(東大門)、シルロアムサウナ(ソウル駅近く)などの人気チムジルバンは入場料が12,000〜20,000ウォン(約1,320〜2,200円)程度。アカスリ(때밀이)のオプションは追加で25,000〜35,000ウォン(約2,750〜3,850円)です。アカスリ後にチップを渡す外国人もいますが、韓国人は通常渡しません。

韓方(ハンバン)エステ

北村(プッチョン)や仁寺洞エリアの伝統的な韓方エステは1回60,000〜150,000ウォン(約6,600〜16,500円)程度。ここでもチップは不要です。

タクシー・交通機関でのチップ

タクシー

韓国のタクシーは初乗り4,800ウォン(約530円、ソウル市内2025年基準)と比較的安価で、チップは完全に不要です。お釣りの端数を切り上げて渡す程度は自然ですが、義務ではありません。

  • 4,200ウォンの運賃 → 5,000ウォンを渡してお釣りなし(あくまで任意)
  • 12,800ウォンの運賃 → 13,000ウォンを渡す程度

カカオタクシー(カカオT)

韓国で最も普及している配車アプリ「カカオT」ではチップ機能はなく、チップは一切不要です。アプリ内で料金が事前表示されるため、ぼったくりの心配もありません。仁川空港からソウル市内まではカカオTで65,000〜85,000ウォン(約7,150〜9,350円)程度です。

地下鉄・バス

ソウルメトロ(地下鉄)は基本運賃1,400ウォン(約154円、交通カード利用時)と非常に安価。バスも1,200〜2,300ウォン(約132〜253円)で、もちろんチップは不要です。

KTX(韓国高速鉄道)

ソウル駅から釜山駅まで約2時間30分、料金は59,800ウォン(約6,578円)。車内サービスへのチップは不要です。

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24時間

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ツアーガイドへのチップ【最も渡す機会が多い場面】

韓国でチップを渡す機会が最も多いのがツアーガイドです。韓国人ガイドも外国人からのチップを受け取る習慣に慣れており、良いサービスへの感謝として渡すのが一般的です。

1日ツアー(DMZ・板門店ツアー、慶州・全州日帰りなど)

ガイドに10,000〜20,000ウォン(約1,100〜2,200円)、ドライバーに5,000〜10,000ウォン(約550〜1,100円)が目安です。DMZ・板門店ツアーはソウルから1日ツアーで60,000〜100,000ウォン(約6,600〜11,000円)程度が相場で、チップを含めると70,000〜120,000ウォン程度の予算を見ておきましょう。

半日ツアー(ソウル市内観光、北村韓屋村散策など)

ガイドに5,000〜10,000ウォン(約550〜1,100円)程度。ドライバーがいる場合は別途5,000ウォン程度です。

プライベートガイド

個人でガイドをチャーターした場合は、半日で10,000〜20,000ウォン、1日で20,000〜30,000ウォン(約2,200〜3,300円)程度が目安です。

渡し方

ツアー終了後にガイドに直接手渡しするのが一般的です。「감사합니다(カムサハムニダ=ありがとうございます)」と一言添えると丁寧です。封筒に入れる必要はなく、紙幣をそのまま手渡しで問題ありません。

チップの渡し方マナーと注意点

韓国でチップを渡す場面は少ないですが、渡す際に知っておくべきマナーと注意点をまとめました。

1. 硬貨ではなく紙幣で渡す

チップを渡す場合は必ず紙幣で渡しましょう。韓国ウォンの紙幣は1,000ウォン(約110円)、5,000ウォン(約550円)、10,000ウォン(約1,100円)、50,000ウォン(約5,500円)の4種類です。100ウォンや500ウォンの硬貨を渡すのは失礼にあたる可能性があります。

2. 1,000ウォン紙幣を多めに準備

チップに最も使いやすいのは1,000ウォン紙幣と5,000ウォン紙幣です。両替所で小額紙幣を混ぜてもらうか、コンビニ(CU、GS25、セブンイレブン)で少額の買い物をして崩しておくと便利です。

3. 渡すタイミング

ホテルのポーターには部屋まで荷物を運んでもらった直後に、ツアーガイドにはツアー終了後に直接手渡しします。ベッドメイキングのチップは外出前に枕元に置いておきましょう。

4. 相手に直接渡す

マッサージのチップは施術者本人に直接手渡ししてください。レジスタッフに「チップも一緒に」と渡しても、担当者に届かないことがあります。

5. 「いらない」と言われたら無理に渡さない

韓国では「受け取れません」と断るスタッフも少なくありません。これは遠慮ではなく本心の場合が多いので、無理に渡す必要はありません。

チップにまつわるトラブル事例と対処法

韓国でのチップに関するよくあるトラブルと対処法をまとめました。

事例1:お釣りを置いて去ったら追いかけてこられた

地元の食堂やカフェでお釣りをテーブルに置いて去ろうとしたら、店員が「お客さん、お釣り忘れてますよ!」と追いかけてくるケースが非常に多いです。韓国ではチップの習慣がないため、お釣りを忘れたと思われるのです。チップのつもりなら「괜찮습니다(ケンチャナスムニダ=大丈夫です)」と伝えましょう。

事例2:タクシーで高額紙幣しかなくチップを求められた

稀に、50,000ウォン紙幣で支払い、お釣りが大量に出る場面で運転手が「チップは?」と言ってくることがあります。韓国のタクシーではチップは不要なので、堂々とお釣りを受け取って問題ありません

事例3:観光地で「ガイド料無料、チップだけ」と言われた

景福宮や北村韓屋村周辺で、「無料で案内するからチップだけください」と声をかけてくる人がいます。これは非公式のガイドで、後から高額なチップを請求されるケースがあります。知らない人の案内は断り、公式のボランティアガイド(韓国観光公社運営、無料)を利用しましょう。

事例4:高級ホテルでチップを渡したら断られた

韓国のホテルスタッフは教育として「チップは受け取らない」よう指導されていることもあります。断られた場合は気にせず、感謝の言葉だけ伝えれば十分です。

時期別のチップ事情と旅行予算の準備

韓国のチップ事情は時期によって変化はほとんどありませんが、旅行予算全体で考えると季節による違いがあります。

春(3〜5月)・秋(9〜11月):ベストシーズン

気候が穏やかで観光客が最も多い時期。ツアー参加の機会が増えるため、ガイドへのチップ用の現金を多めに準備しておくと安心です。桜の時期(4月)や紅葉の時期(10〜11月)は特に人気で、汝矣島(ヨイド)の桜並木や南山タワーの紅葉ツアーが人気です。

夏(6〜8月):梅雨と猛暑

6月中旬〜7月中旬は梅雨(장마)、7〜8月は気温35度を超える猛暑。タクシー利用が増えるため小額紙幣を準備しておきましょう。

冬(12〜2月):寒さ対策が必須

気温がマイナス10度以下になることもあるソウルの冬。チムジルバン(韓国式サウナ)の利用が増えます。年末年始の旧正月(ソルラル、1〜2月)期間は多くの店が休業するため、営業中の店のスタッフに感謝を込めてチップを渡すのも良いでしょう。

チップ用の現金準備の目安

2泊3日〜3泊4日のソウル旅行なら、チップ用として10,000〜30,000ウォン(約1,100〜3,300円)程度を1,000ウォン・5,000ウォン紙幣で準備しておけば十分です。ツアーに参加する予定がある場合はやや多めに見積もりましょう。チップ文化がない国なので、バンコクやアメリカほど大量の現金は不要です。

よくある質問

韓国のレストランでチップは必要ですか?
いいえ、韓国ではレストランでチップを渡す習慣はまったくありません。高級レストランでもサービス料は料金に含まれているか、伝票に明記されています。お釣りもきっちり受け取って問題ありません。
韓国のタクシーでチップは必要ですか?
不要です。メーター料金またはカカオT(配車アプリ)の表示料金をそのまま支払えばOKです。お釣りの端数を受け取らないのは自然ですが、義務ではありません。ソウル市内のタクシーは初乗り4,800ウォン(約530円)です。
チップを渡すと失礼にあたりますか?
失礼にはなりませんが、地元の食堂やカフェでは「お釣りを忘れている」と追いかけてこられることがあります。高級ホテルやツアーガイドには自然に受け取ってもらえます。断られたら無理に渡さなくて大丈夫です。
韓国のマッサージやエステでチップは必要ですか?
基本的に不要です。ただし、高級スパや江南エリアのエステでは、5,000〜10,000ウォン(約550〜1,100円)程度を渡す外国人客もいます。チムジルバンのアカスリ後も不要ですが、渡しても嫌がられません。
ツアーガイドにはいくらチップを渡すべきですか?
1日ツアーならガイドに10,000〜20,000ウォン(約1,100〜2,200円)、ドライバーに5,000〜10,000ウォン程度が目安です。半日ツアーならガイドに5,000〜10,000ウォン程度。韓国で最もチップが期待される場面です。
クレジットカード払いのときはチップをどうすればいいですか?
韓国ではカード決済時にチップを追加する仕組みはほとんどありません。そもそもチップ文化がないため、カードでそのまま支払えばOKです。ツアーガイドなど特別にチップを渡したい場合は現金で直接手渡ししましょう。
韓国旅行でチップ用にいくら準備すればいいですか?
2泊3日〜3泊4日のソウル旅行なら10,000〜30,000ウォン(約1,100〜3,300円)程度を1,000ウォン・5,000ウォン紙幣で準備すれば十分です。チップ文化がない国なので、アメリカやタイほどの準備は不要です。
韓国の高級ホテルではチップを渡すべきですか?
ロッテホテルや新羅ホテルなどの5つ星ホテルでは、ポーターに1個あたり2,000〜5,000ウォン(約220〜550円)、ベッドメイキングに1日2,000〜5,000ウォン程度を渡すとスマートですが、渡さなくてもまったく問題ありません。

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